自然豊かな里山や田園、慎ましやかながらも心穏やかに暮らす集落、旅先で言葉を交わした人の顔―。
誰しも、胸の奥底にいつまでも心をとらえて離さない景色や場面があるはずです。
近代化の波が押し寄せる前の江戸時代、日本の原風景ともいえる手付かずの自然が各地に広がり、
そこには人情の交流がありました。
本展では、生涯にわたり東海道を描き続けた浮世絵師・歌川広重の作品の中から、
特に温和な表現が魅力的な「隷書東海道」により、東海道に広がる心の故郷へと誘います。
前期は自然が織りなす風景を、テーマに沿って紹介します。どこか懐かしい江戸時代へ、
癒しの旅に出かけませんか?
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